傷口が開くとしても対話すること
1月25日、アメリカ映画『対峙』を試写会で観賞しました。
学校で起きた銃乱射事件の6年後。被害者の両親と加害者の両親が顔を合わせ、丁重に、ぎこちなく言葉を交わし始めます。全編ほぼ4人の会話で、徐々に緊張が高まります。
〈耐えられるDV〉と誰が名づけられるのか
耐えられるDVか、耐えられないDVか。
「平手打ちは何度かありましたが、グーで殴られたことはありません」
「ハサミで傷つけられたことはありますが、包丁ではありません」
「見えるところに傷はつかないよう頭を ...
第210回臨時国会を振り返って④
ミャンマー軍事政権への対応
10月19日の予算委員会では、9月27日に行われた安倍晋三元総理の国葬儀にミャンマー駐日大使を呼んだことについて、民主化運動を弾圧する軍事政権にお墨付きを与えるに等しい行動だと批判しました。
そしてミ ...
第210回臨時国会を振り返って③
ヘイトクライム問題
10月19日の予算委員会では、2021年8月30日に京都府宇治市にあるウトロ地区で発生した放火事件を取り上げました。
この事件の犯人には「在日コリアンという特定の出自を持つ人々への偏見や嫌悪感に基づく身勝手な ...
第210回臨時国会を振り返って②
旧統一教会被害問題への取り組み②
12月10日の委員会で私は岸田総理に問いました。
「統一教会が国会で初めて取り上げられたのは、1969年4月9日の衆議院地方行政委員会であり、実に半世紀以上前から問題にされてきた。にもかかわ ...